遺言書は家族を大事にしたい方の最後の愛情表現です。愛する家族のために、なぜ必要なのかを知ってください。
サザエさんのように家族が大きな一軒家で生活している家庭は少なくなり、高齢の両親が二人で生活し、子供たちは遠方の地域で自分たちの家庭を築いているという世帯は非常に多いと思われます。
私が高齢者施設で相談員として勤務していた時に、施設入所を希望されていても家族の関係で入所できなかった方がいらっしゃいました。
リハビリのため入所したいが、緊急時の身元引受となれる方がおらず、入所できないというケースや、親のことを想う熱心な息子さんがいらっしゃっても緊急時にかけつけるのに3時間以上かかるという場合など、身元引受人がいないことで病院や施設の利用が難しくなってしまうことが多々あります。
病院や施設側の意向としては、上記の通り緊急時に駆けつけてもらえない状態では病院・施設側の対応ができないことと、何かの都合で支払いが滞った場合を想定すると簡単には受け入れられないといったところのようです。
当事務所では、身寄りがいない方、いるけど遠方なので頼りにしにくい方に対して、見守りと身元引受のサービスを行います。
見守りサービスの使い方としては、普段から生活するためのサポートや様子確認を行い、もしも入院した時にも安心できるように準備しておくという内容になります。
契約の中身はある程度自由に取り決めできますが、定期的な訪問や電話連絡を行い、普段からの健康状態を把握できるようにします。また、入院・入所の際に利用料の3か月分程度を預託金として預かり、いざという時に支払い未納のトラブルが無いようにします。
・身寄りがいない方
・子供は遠方ですぐに駆けつけられない方
・後々のことを相談する相手がいない方
上記の条件ではないけど使いたいという方もご連絡ください。